米国スマートフォン市場は急激な成長を続けています。eMarketer(http://www.emarketer.com/)の予測によると、2015年中には1億9050万人の生活者がスマホを所有しているという計算に。この数字は、今現在での携帯電話ユーザーの73.8%に当たり、また米国の人口の約60%ということになります。米国のスマホ人口はまだまだ2桁台の成長を見せています。

eMarketerは3月12日、「Who Is the US Smartphone User?(アメリカのスマートフォンユーザーは誰?)」を公開しました。これは、2015年米国において「誰が」「どのように」スマートフォンを使っているのかという予測をインフォグラフィックで公開しました。予測した項目は次の通り。

1. スマホユーザーの年代
2. タブレットも併用しているか?
3. 利用しているSNS
4. 利用しているモバイルメディア
5. アップルユーザー or アンドロイドユーザー?
6. アプリをダウンロードする?
7. スマホで買い物する?

▼こちらがその結果。

この予測でとくに興味深いのが、4「利用しているモバイルメディア」と7「スマホで買い物する?」。
モバイルゲームをするユーザーが7割、動画を見るユーザーは5割とのこと。またスマホでのショッピングについては、8割のユーザーが商品の検索、比較をし、4割が購入もするだろうということです。ゲーム内広告や動画広告、オーバーレイ広告が生活者の購買行動に与える影響も大きくなってきそうですね。

参照

eMarketer Data Visualization: Who Is the US Smartphone User?
http://www.emarketer.com/newsroom/index.php/emarketer-data-visualization-smartphone-user/