こんにちは。毎週火曜、「ソーシャルメディアNOW!」担当のつかささんです。
ソーシャルメディアの耳寄りな情報を、1分くらいで読めるボリュームでお届けします。
1つ1分、3つで3分。
毎週3分のこの記事で、ソーシャルメディアの「今」をひろってみませんか?

21歳以下限定!Facebookがティーン専用SNSをリリース

米Facebook社は現地時間19日、21歳以下専用のSNSアプリ「Lifestage」を米国内でリリースしました。Facebookアカウントが無くても利用できる独立型アプリですが、利用には自分が通う学校を登録する必要があります。アプリでつながる相手も近くの学校に通うユーザに限られる為、「snapchat」と比べ、現実でのつながりがより重視されています。

このアプリ一番の特徴は、好きなもの、嫌いなものといったプロフィールを、文字ではなく動画で表現する点。各テーマに沿った短い動画を撮影すると、アプリがその動画を纏めて自分のプロフィールにしてくれます。自分だけの動画で作った自分だけのプロフィールをシェアするのが「Lifestage」の醍醐味ですが、ユーザが本当にティーンの若者なのか確認できない点など、課題も多そう。

「snapchat」が若者から支持される中、満を持して登場したティーン専用SNS「Lifestage」。このアプリが現在のSNSにどのような影響を及ぼすのか、今後に注目する必要がありそうです。

渋谷区がLINEと連携!「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」

渋谷区は8月2日、LINE社との協定「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」を締結しました。区役所窓口の混雑状況の配信や、妊娠中の定期健診の案内をLINEで行い、行政サービスの利便化を図るのが目的だそう。

具体的な配信の方法やサービスの開始時期は未定ですが、サービス開始後の展望としては、行政サービスの決済等の手続きもLINE上で行えるようにしたいとのこと。将来的には、区役所の機能が全てLINEで実現できるようになるかも知れません。

同姓間のパートナーシップを皮切りに、意欲的な施策を次々と行っている渋谷区。民間企業との連携だけでなく、ついに行政の場にも進出したLINE。
新たな行政サービスの形としても、LINEのこれからのビジネスモデルとしても、これからのソーシャルメディアとの関わり方を占う事例です。

テーマは「気軽さ」。24時間で投稿が消えるInstagramの新機能

米国時間8月2日、Instagramは新機能「Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)」を発表しました。この機能の特徴は、投稿がタイムラインに表示されず、24時間経つと自動的に消えるという点。沢山の写真を投稿してもTLを埋めてしまうことがなく、より気軽に多くの写真や動画を投稿できるようになります。

「Instagram Stories」のウリはその「気軽さ」。これまでのInstagramでは、ユーザ達がフォロワーやいいね数の増加を意識するあまり、「良い写真」「受ける写真」を追求していました。逆に言えば、気まぐれに撮った写真を共有して楽しむような、気軽な楽しみ方は中々できない状況でした。
しかし、「Instagram Stories」の登場によって、投稿の質にこだわるInstagramユーザでも、力を抜いて気軽に写真をシェアできる場が産まれました。

現在までの機能はそのままに、また違った楽しみ方をユーザに提供したInstagram。公式アプリのダウンロード数が10億を突破した現在でも、その成長はまだまだ続きそうです。

以上、9月第1週のソーシャルメディアニュースでした。
これから耳寄りのニュースを毎週お届けしますので、どうぞ宜しくお願いします!