こんにちは!Transit漫画部、担当こまきです。小学生の時に初めて漫画に触れて以来、少年向けからエッセイ4コマまで読み漁るほどの漫画好きです。この連載は、普段漫画をあまり読まない皆さんにも「映画、ドラマ、アニメ化される作品」をきっかけに漫画を読んでもらいたい!そんな気持ちでお届けします!どうぞよろしくお願いします☆
初回は、今クールに放送されているドラマ『東京タラレバ娘』の原作漫画を読んでみました。
1.『東京タラレバ娘』とはどんな話?
作者は、ヒット作の『海月姫』で有名な東村アキコさん。現在は単行本7巻まで発売されています。
作者自身は結婚してお子さんもいる漫画家さんなのですが、この作品に登場する「タラレバ娘」は作者の実際の友人をモデルにしているので非常にリアルです。
主人公は脚本家の鎌田倫子。表参道という一等地に事務所を構えたのはいいものの、やってくるのはネットドラマなどの小さな仕事ばかり…。「〇〇だっタラ」「〇〇してレバ」と言い続けて、独身で彼氏も居ないまま気づけば30代!と危機感を抱いています。
高校時代からの友人である香と小雪の3人で居酒屋に集まり、「もっと綺麗になっタラ彼氏ができる」「好きになれレバ結婚できる」という話で盛り上がっていると、居合わせたイケメンに“言い訳ばかりの「タラレバ女」”と命名されてしまいます。
独身、彼氏なし、仕事にも行きづまる。しかもイケメンに酷いことを言われる。でもどうにか2020年の東京オリンピックまでには幸せになりたい…!と奮闘していく物語です。
2.ドラマ『東京タラレバ娘』のキャストと1話に注目!
主人公の鎌田倫子は吉高由里子さんが演じます。(当時22歳だった吉高さんが出演していたお酒のCMの印象が強く、30代の役をやると聞いて時の流れにショックを受けました。)
香役の榮倉奈々さん、小雪役の大島優子さんとの3人娘は原作のキャラクターイメージどおりにキャスティングされていて、タイプの違うアラサー女性の恋愛模様をそれぞれ楽しめるようになっています。
そして謎のイケメンを演じるのは坂口健太郎さん。長身で金髪の姿がミステリアスな雰囲気をかもし出していて、物語の“キー”になる役どころでもあります。
1月18日に1話が終わった後の視聴者の評価は、「実写化あるある」で批判も少なくないようでした・・・。
しかし!最新刊まで読んだ私に言わせますと、たった1話で面白くないと判断するのは早すぎる!
ドラマは原作と細かい設定が異なり、1話では「タラレバ娘」と言われる人たちはどういう行動をとるのかという部分にフォーカスされた脚本になっていたので、登場人物の言い訳ばかりが誇張されてしまったのかもしれません。主人公たちは「〇〇だっタラ」「〇〇してレバ」と言うばかりではなく、現実の女性たちと同じように仕事や恋愛に悩みながらも頑張っているのです。そんな姿に私も勇気づけられました。
3.やっぱり原作は面白い!
原作は先日発表された「漫画大賞2017」にもノミネートされたほど注目されています。
細かいネタバレは避けますが、原作では後半に行くにつれて怒涛の展開が待っています。
序盤は現実を突きつけられるようで正直ツラかったです…。でも「本当の幸せ」って何だろう?結婚して子供ができて家庭を築けば幸せなの?という疑問の答えに向かってストーリーは進んでいきます。
ドラマ初回を観て少しがっかりしてしまった方、まだ「タラレバ娘」たちの物語は始まったばかりです。
ドラマは日本テレビ系列で毎週水曜日よる10時から放送です。
初回を見逃してしまった方もぜひ2話を見てみてくださいね。
番宣映像はこちら☆
さらに追加で情報を知りたい方は、公式HPやTwitterなど各公式アカウントをチェックしてみてください。
可愛い3人娘のオフショットや、イケメンな坂口健太郎さんのちょっとふざけた様子も見ることができますよ♪
個人的なイチオシ、小雪の相手役で出演する田中圭さんも気になるところ…☆
ドラマの今後の展開にも期待しましょう!