はじめまして、ライターのtackyです。

今回は、2月9日に虎ノ門ヒルズで開催されたPepperのロボアプリ(ロボット向けアプリ) 開発者向けイベント「Pepper App Challenge Tokyo 2017」の模様をお伝えします。
Pepper (ペッパー) とは、ご存知の通りソフトバンク社がサービス提供している人型ロボットです。2017年1月時点でPepper の販売が開始されて1年経過しまして、導入実績も2000台を超えています。今ではソフトバンクショップだけではなく、普段の生活の中でPepperを目にする機会が増えており、ビジネスでの活用が広がってきています。 今回のイベントにはPepperのロボアプリ(ロボット向けアプリ)の開発支援を行う認定パートナーの一社として参加しました。

認定ID:PPP201610003

ロボティクスマーケティングで実現できること

今年で3回目の開催となる「Pepper App Challenge Tokyo 2017」に初参戦、予選審査を通過して、最終審査の決勝に進出しました。

今回の参加にあたりロボット開発チームのテーマにしたのは、「ロボティクスマーケティング」です。実際にPepperがWebとリアルのつなぎ役となることで、ショッピングモールや百貨店、スーパーなど商業施設で利用することができるロボアプリを開発しました。

今回、開発したロボアプリ「ロボティクスマーケティング」で実現できることは4つです。

①お得情報の提供機能

Pepperが、来店したお客様の情報(男性・女性や年齢)を識別し商業施設内で販売されている限定商品やおすすめ商品を案内することができます。

②総合案内機能

Pepperが、商業施設に来店したお客様に対して、受付や施設内のフロア紹介などのFAQ(よくある質問の対応)を行うことができます。

③他言語 (インバウンド) 対応機能

Pepperが、外国のお客様に対して応対します。Pepperが質問に答えられない場合は、外国語に対応できるコールセンタースタッフに接続して、チャット機能を使いPepperを経由して返答を行うことも可能です。現在は、日本語・英語・中国の3カ国語に対応しています。

④電子クーポン発券機能

商業施設の店舗で利用できるQRコードと連携して電子クーポンを発券、性別・年齢に応じたクーポンをレコメンド表示することができます。

Pepperアプリの開発と挑戦

今回、初参戦した「Pepper App Challenge Tokyo 2017」の決勝では、惜しくも入賞を逃がしましたが、来年もまた参戦させていただく予定です。Pepperの開発はまだまだ続きます!

第1弾として、香川県の瀬戸内海にある豊島(てしま)で、地方の観光地の活性化と情報発信や旅行体験を支援する地方創生プロジェクトに参画しアプリ開発の支援にも挑戦しています。

トランスコスモスでは、マーケティングに利用することができるロボアプリの導入と開発支援を行っていきます。Pepperロボットアプリの開発と導入支援は、こちらまでお待ちしております。