Twitterは6/19、商品検索に関する2つの新機能のテストを開始したと発表しました。

Twitterがテスト中の新機能とは

1つ目は「 ページ(Product and place pages) 」。
これは、商品ごとに説明文、価格が表示されるページで、「Buy on Twitter」ボタンを押すとTwitter上でその商品を購入することができます。さらにはその商品の関連画像や動画、クチコミツイートも表示されます。

画像: 「ページ(Product and place pages)」イメージ blog.twitter.com

「ページ(Product and place pages)」イメージ

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2つ目は「 コレクション(Product and place collections) 」。
これは、1つ目の新機能「ページ」やツイートを、パートナー企業が独自にキュレーションしたものです。気になった製品はそのまま購入できます。
パートナー企業は現在41アカウントですが、今後拡大していく予定です。

画像: 「コレクション(Product and place collections)」イメージ blog.twitter.com

「コレクション(Product and place collections)」イメージ

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画像: 「コレクション」ローンチパートナーズ blog.twitter.com

「コレクション」ローンチパートナーズ

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「ページ」では自分の気になった商品の情報や口コミを入手しやすくなり、また「コレクション」ではお気に入りのブランドがキュレーションした商品ということで、ついつい手を出したくなってしまいそうです。両サービスの導入によって、Twitterでのお買い物が捗りそう(出費がかさみそう!?)な予感がしますね。

ソーシャルコマースの波

2012年ごろから日本でも少しずつ盛り上がってきている「ソーシャルコマース」。2013年2月に日本上陸した米のFancyや、同年4月に日本で発表されたOrigamiの名前をよく耳にしますね。
ところで「ソーシャルコマース」とは、その名の通り「ソーシャルメディア」+「eコマース」のこと。これらは、ユーザー同士が欲しいものを共有し、そのまま購入できるという、今の時代にあったサービスであるといえるのではないでしょうか。その波が、ついに既存の人気SNSにまで影響を与えています。

Facebookは昨年7月、Twitterはそれに続き9月に「BUY」ボタンの限定テストを開始。さらにTwitterは単なる購入機能だけではなく、今回の新機能「ページ」「コレクション」の追加によって、購入を促進させようとしています。既存SNSも、eコマース市場に手を広げようとしているのが良く分かりますね。
ちなみに、先日開催されたGoogleのカンファレンスでも、Googleが検索結果画面に「BUY」ボタンを導入する計画を正式に発表しました。

最後に

既存のサービスは、時代や生活者のニーズと共に、より便利に、オールマイティなツールに進化しています。しかし、新たなビジネスに枠を広げるということは、同時に競合他社もどんどん増えるということ。Eコマース市場ではすでにamazonや楽天などが、安定したシェアを獲得していますが、その中でTwitter、Facebook(、そしてGoogle)がどのように立ち回っていくのか、今後の動向に注目したいところです。

参照

Twitter Blogs "Testing new ways to make it easier to discover products and places"
https://blog.twitter.com/2015/testing-new-ways-to-make-it-easier-to-discover-products-and-places

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