こんにちは。毎週火曜更新「ソーシャルメディアNOW!」担当のつかさです。
東京では54年ぶりに11月中の降雪がありました。冬がいよいよ本格化してきましたね。
そんな寒さにも負けず、今週もソーシャルメディアの耳寄り情報を、ゆる~くお伝えしていきます。
本日のトピックはこちら!
「利用者の声」を災害時に活かす。
Facebookの安否確認機能「Safety Check」が仕様を変更
Facebookは米国時間17日、安否確認機能「Safety Check」の仕様を変更することを発表しました。
「Safety Check」は、自然災害などの危険が迫る地域にいるユーザーに警告を発信し、避難した後は家族や友人に自分の無事を伝えられるようにする、緊急時限定の機能です。
これまでは、各地で大きな事故や災害が起こる度に、Facebook社が手動でこの機能を発動していましたが、今回の変更によって、ユーザーの投稿・コメントといった「利用者の声」を活用し、より素早く正確に「Safety Check」を発動できるようになります。
特定の地域のユーザーから「地震」や「火事」に関する投稿が集中すると、Facebookがそれを検知し、速やかに安否確認の機能を発動する、という形の運用法です。
ユーザーの投稿を活用し、緊急の災害や、限られた地域の被害も見逃さないようにする今回の変更。
ソーシャルメディアは便利さや楽しさを提供するためだけではなく、ユーザーの安全を守るためにも活用されているという事例です。
LINE Payがもっと手軽に!専用プリペイドカードがコンビニでも販売開始
LINE社は22日より、決済サービス「LINE Pay」で使えるプリペイドカード「LINE Pay カード」について、全国のファミリーマートで取り扱いを開始しました。29日からは、同じく全国のローソンでも取り扱いが開始しました。
このカードと「LINE Pay」を使えば、全国3,000万のお店で支払いが可能。チャージもLINE上や銀行・コンビニのATMで簡単に行えます。さらに支払額に応じてポイントがたまり、ポイントはLINEで使えるコインに換えることが可能です。
LINEを活用する人にとってお得で便利なこのカードですが、これまでは申し込みから実際の発行まで約1~2週間かかり、使いたいときにすぐ発行できない事が難点でした。しかしコンビニ申し込みなら、カードは即日発行。より手軽に「LINE Pay」を活用できるようになります。
各種銀行との提携をはじめとして、ますます便利に使いやすくなっているこのサービス。
まだ使っていない皆さんも、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
長崎大学が高齢者向け「ソーシャルメディア仲介ロボット」を開発
ロボットや人口知能の研究を主に行っている長崎大学大学院の研究チームが、高齢者向けに「ソーシャルメディア仲介ロボット」を開発しました。このロボットはLINEと連携しており、離れて暮らす家族やかかりつけの医師と簡単に連絡を取り合うことができます。
このロボットに話しかけるだけで、内蔵された音声認識機能が内容をテキストに変換し、LINEメッセージとしてあて先に届けてくれます。相手からの返信もロボットが読み上げてくれるため、目が不自由であるなどの理由でLINEを使用できない人でも、簡単かつ気軽にコミュニケーションをとることが可能です。
双方向にコミュニケーションをとりながら相手の状況を知ることができるこのロボットは、ただ「見守る」だけでない高齢者へのサポートとして、今後大いに活用されそうです。
以上、11月第4週のソーシャルメディアニュースでした。
来週からはいよいよ12月に入ります。寒さも厳しくなりますが、風邪などひかぬようどうぞご自愛くださいね。