こんにちは!「ソーシャルメディアNOW!」担当のつかさです。
今年もソーシャルメディアの耳寄り情報を、ゆる~くお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
新年最初のこの記事では、2016年に起きたソーシャルメディアの様々な変化、その中でも特に話題を呼んだ10のトップニュースを、前後編に分けてご紹介します。
前編のトピックはこちら!
1.ユーザー数6億人を突破!急成長する「Instagram」
2016年躍進したソーシャルメディアといえば、やはり「Instagram」ですね。
2016年6月の時点で5億人だったユーザー数は、12月には6億人を突破。半年で1億人と、驚異的な増加ペースとなっています。
日本国内でもその勢いはすさまじく、4月にユーザー数1,200万人を超えた後も増加を続けているそう。一般ユーザーだけでなく、多くの芸能人や企業もInstagramを積極的に活用し、キャンペーンやサービスの紹介など、さまざまな施策を行っています。
まだInstagramを利用していない方は、今年からぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
2.大流行した”消えるソーシャルメディア”
「SNOW」や「Snapchat」などの「エフェメラル系」と呼ばれるメディアも、2016年のトレンドのひとつです。
「エフェメラル(はかない)」という意味の通り、「投稿した内容が一定時間で消える」という特徴を持つこれらのメディアは、これまでにない「気軽さ」でユーザーの心をつかみ、若年層を中心に大流行。LINEの「時間制限投稿」や、Instagramの「Instagram Stories」など、
既存のソーシャルメディアもエフェメラル系の機能を追加したほど影響力は大きいものでした。
長く残らないからこそ自由に様々な投稿ができ、いわゆる「ソーシャル疲れ」とは無縁な「消える」メディア。こういった気軽さが、今のユーザーには求められているようです。
3.ユーザーが簡単に配信できる「ライブ機能」が充実
Twitter、LINE、Facebook、Instagramといった、多くの利用者を抱えるソーシャルメディアが、「ライブ配信機能」を相次いで実装しました。
誰でも気軽に動画配信ができる仕様を提供することで、結果的にユーザーの増加や利用時間の増大、アクションの活性化に繋げることがねらいだと思われます。
12月にはTwitterの配信機能「Periscope」で360度動画が配信できるようになり、動画の内容も幅広くなってきています。今年は、視聴するだけでなく、自分で配信に挑戦してみるのも面白いですね。
4.企業との連携も注目。LINEの多彩な追加サービス
もちろん、2016年に追加された新機能はライブ配信だけではありません。特にLINEでは、会話・通話に留まらない様々な機能が多数追加されました。
コンビニや銀行でチャージでき、LINE一つで買い物ができる「LINE Pay」がその最たる例。最大200人と対面しながら通話ができる「グループライン機能」や、スマホ画面全体に飛び出す「ポップアップスタンプ」など、コミュニケーションがより楽しくなる新機能も登場しています。
加えて見逃せないのは、企業がLINEを活用して提供しているサービス。たとえば「スカパー!」は、LINEで問い合わせるだけで見たい番組のチャンネルを教えてくれるサービスを開始。みずほ銀行はLINEで残高照会が可能になるなど、企業ごとの便利な機能が続々登場しました。
皆さんも、よく使うお店のLINEアカウントを探してみてはいかがでしょうか?これまで知らなかった便利機能を発見できるかもしれません!
5.人気テレビドラマの公式アカウントが大反響、「#スキコト」や「#逃げ恥」
企業やテレビ局が運営している公式アカウントの取り組みにも、話題を呼んだものがあります。代表的なものは「好きな人がいること」の公式Instagramと、「逃げるは恥だが役に立つ」の公式Twitterアカウントのふたつ。
「好きな人がいること」のInstagamは、ドラマの展開に合わせて作中に登場した風景を投稿。ドラマの主人公「美咲」が実在するかのような、リアリティあふれる投稿で話題を呼びました。Instagramのフォロワー数は59万人を超えています。
2016年を代表する人気ドラマとなった「逃げるが恥だが役に立つ」も、Twitterで撮影風景や製作秘話を投稿し、作中に登場したレシピをcookpadに投稿するなど意欲的な取組みでも人気を集めました。こちらのアカウントも、フォロワー数約50万人と、ドラマの公式アカウントとしては異例の数値を誇っています。
ドラマとソーシャルメディアという異なる2つのメディアを組み合わせ、ユーザーに楽しい体験を提供したこれらの事例。2017年も、魅力的なドラマと公式アカウントが登場することに期待したいですね。
以上、2016年のトップニュース、前編でした。
後編でも様々なニュースをご紹介しますので、是非ご期待ください!