もう1月も終わりですね。元学芸員ライターのなつきです。
バレンタインが近づくこの時期は街も華やかで素敵ですが、東京から少し足を伸ばせば行ける場所に驚きの景観が広がっているんですよ。今回ご紹介する「インスタジェニックな風景」は埼玉県春日部市にある「首都圏外郭放水路」。地下に広がる圧巻の眺めはSNSでシェアすれば注目されること間違いなしです!

ロケーション紹介

今回ご紹介するのは「首都圏外郭放水路」-都内から電車で約1時間ほどで行けるこちらの場所は、国道16号の地下50mに建設された延長6.3キロメートル世界最大級の地下放水路です。あふれそうになった中小河川の水を地下に取り込み、江戸川に流すことで毎年8回程度の増水を安全に処理し、住宅地等への浸水被害を軽減しています。
施設は、各河川から水を取り入れる流入施設、地下で貯水したり流下する地下水路、そして地下水路から水を排出する排水機場等で構成されています。

画像: 江戸川松戸フラワーライン on Twitter twitter.com

江戸川松戸フラワーライン on Twitter

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こちらは建物の外観。設備は地下に広がっています。

ちなみにいつも公開されているわけではなく、ホームページから見学の予約ができます(火曜日~金曜日)。週末は不定期に見学会が開催されており、近日中は2月18日(土)、3月11日(土)に行われる予定だそう。
詳細は下記よりご確認ください。

圧巻の眺め!巨大な地下神殿

「首都圏外郭放水路」内で特に象徴的なのは、こちらの調圧水槽。地下トンネルから流れてきた水の勢いを弱め、スムーズに流すための巨大プールです。柱と空間の巨大さから、地下神殿とも言われています。

画像: 日本の絶景~ぶらり旅~ on Twitter twitter.com

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その佇まいは荘厳。貯水目的で人工的に作られた空間にも拘らず、なぜここまで神秘的な雰囲気を醸し出しているのか、本当に不思議です。
映画のロケ地としても多く使用されているそう。

おすすめ撮影ポイント

おすすめの撮影ポイントは、もちろん調圧水槽。空間全体を引きで撮影するだけで、インパクトある写真になります。
私が訪れた際は一眼レフのカメラで熱心に撮影をされている方もたくさんいましたよ。
人物と組みわせて撮影してもクールな写真に仕上がりそうですので、友人や恋人と写真を撮影し合うのも面白そうです。ぜひ一度訪れてはいかがでしょうか。

アクセス

首都圏外郭放水路
所在地:〒344-0111 埼玉県春日部市上金崎720
電話:048-747-0281(見学会のお問合わせはこちら)

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