こんにちは!Transit漫画部、担当こまきです。この連載を始めてからドラマの情報にも敏感になり、購入する漫画の量も倍に増えました…。
今回は、MBS、TBSドラマ『ホクサイと飯さえあれば』というドラマの原作漫画を読んでみました。
『ホクサイと飯さえあれば』とはどんな話?
大学に通うため、東京・北千住で一人暮らしを始めた女子大生が主人公です。山田文子(通称・ブン)は、コミュニケーションが苦手で激しい人見知りのためなかなか友達ができず、しゃべるぬいぐるみ「ホクサイ」と一緒に、自分のために自分の食べたいものを作るこだわりの料理を楽しむ日々を送っています。
そんなある日、生活費を調理器具の購入に使い果たしてしまい ご飯に困ったブン。わずかな残金では何も買えない…。羨ましげに商店街のパン屋を眺めていたところ、巧妙な話術でパンの耳をもらっている美人女子大生と出会います。しかし、うまく声をかけることもできず逃げてしまったブンは、残金と手持ちの食材でなんとか美味しいご飯を食べる方法を考え出すのです。
物語が進むにつれて、自分のためにご飯を作り自分で食べてきたブンの食生活が、友人や北千住に住む人々 との出会いによって変わっていきます。
ドラマ版『ホクサイと飯さえあれば』は、主人公の“エア料理”に注目
主人公、山田ブンを演じるのは上白石萌音さん。昨年『君の名は。』のヒロイン 役の声優を務めたことは記憶に新しいですね。
パン屋で出会う女子大生 ・有川絢子(通称・ジュン)は池田エライザさん。美人で押しが強いのですが、貧乏で食欲旺盛という憎めない役どころです。
ドラマで注目していただきたいのは、ブンの食へのこだわりを表現している“エア料理”です。
料理の手つきや擬音、そして表情でその料理がどれほど美味しいか伝えようとする主人公を上白石さんは見事に演じています。 特に、1話の卵焼きの表現は私もヨダレがたれてしまうほどでした…。食べる表情が本当に幸せそうで、料理の映像以上に伝えてきます。じゅわぁあぁああと焼ける卵…絶対美味しいやつ…。
自炊のアイディアの宝庫
『ホクサイと飯さえあれば』が他のグルメ漫画と一味違うところは、主人公のズボラさにもあります。炊飯器で牛すじを煮込んでカレーにしたり、小麦粉を炒めた野菜に振りかけてリームソースを作ったり、手間を省く テクニックも紹介されているのです。
公式サイトや原作漫画で紹介されているレシピは、自炊の役に立つこと間違いなし!ズボラでも料理ができるという自信もつきました(笑)
番組宣伝映像はこちら
ドラマの放送 はMBS(毎日放送) 毎週日曜 深夜0:50~、TBS(TBSテレビ)毎週火曜 深夜1:28~です。
30分の番組なので、ちょっと した料理のアイディアが欲しいときにはピッタリですよ。
さらに、個人的にイチオシなのが原作者の鈴木小波さんのTwitterアカウント。さすがグルメ漫画を描いているだけあって、時々紹介される料理写真がとっても美味しそうなんです。
今後の展開やレシピが気になる方は公式HPへどうぞ★
みなさんも『ホクサイと飯さえあれば』を見て、楽しい自炊ライフを!