日本でリターゲティングの価値が見直されてきています。
Facebookのマーケティングパートナーである AdRoll が日本のプロマーケター200人を対象に実施した調査と、約4,000の広告主のデータを含むAdRollリターゲティングキャンペーンデータの調査により、以下のことが明らかになりました。
・「今後12か月間でリターゲティング予算を維持または拡大させる意思がある」と84%が回答。
・リターゲティングの成果についての回答結果は以下の通り。
「サーチと同等またはそれ以上」・・・89%
「その他ディスプレイと同等またはそれ以上」・・・91%
「電子メールと同等またはそれ以上」・・・87%。
・日本のマーケターは欧米に比べてアトリビューションの理解に遅れをとり、2人に1人が「この分野においての経験が浅い」と回答。
最後には、次のように結論づけています。
昨今の日本のマーケターはアナリストに近い存在になりつつあり、常にオンライン状態にいるコンシューマーの動向を、テクノロジーを駆使してリアルタイムに理解して対応しています。そのことからも、ROIやキャンペーン詳細がすぐさま把握できる透明性の高いプラットフォームを活用することは必然なのです。
リターゲティングは当初、ファネルの最下層(bottom-of-the-funnel)に対するソリューションとして活用されたのかもしれませんが、現在のリターゲティング技術は効果に持続力があり成長性が見込まれると証明されたからこそ、マーケターの皆さまはリターゲティングに時間とリソースを割いているのだと考えます。
参照
AdRoll BLOG "How Japan is Embracing Retargeting"
http://blog.adroll.com/how-japan-is-embracing-retargeting
Social Times "REPORT: Brands in Japan Still Attribution Novices, Embracing Retargeting"
http://www.adweek.com/socialtimes/report-adroll-japan-attribution-retargeting/617307