Twitterからはじまった「ハッシュタグ」。今やFacebookやInstagramなど、他のソーシャルメディアにも波及しているのは皆さんお気づきのはず。
ハッシュタグとは、ハッシュマーク付きのキーワードをタグとして用いること。ハッシュタグが付いたキーワードを一覧できるため、ユーザー同士でそのキーワードについての情報を共有できたり、同じ話題で盛り上がったりすることができます。
企業にとってもハッシュタグは、新製品・サービスを紹介したり使ったキャンペーンを行ったりするのに有効な手段。
ところが、米Superpayroll社が最近公開したインフォグラフィックによると、実はメディアによってはその効果は全く違ってくるのだとか!メディアによって効果的なハッシュタグの使用方法が異なるため、上手に使いこなしてエンゲージメントを高めたいですよね。
▼その気になるインフォグラフィックはこちら。
メディア別ハッシュタグの効果
■Twitterの場合
Twitterにおけるハッシュタグ設定の目的は、「カテゴライズ」。
ハッシュタグ‘あり’のツイートは‘なし’のツイートに比べ、リツイート率が高まります。ハッシュタグの最適な設定数は、「1~2つ」に留めるのが正解。3つ以上設定してしまうと、エンゲージメントは低下してしまします。
■Instagramの場合
Twitterとは反対に、11個以上のハッシュタグを設定したポストが高いインタラクションを得ています。多数のハッシュタグを用いることで、ユーザー同士のコミュニティが形成されます。
■Facebookの場合
Facebookではハッシュタグ付きの投稿は好まれず、Twitterのように商品のカテゴライズや、コミュニティ形成を目的として使われることはほとんどありません。
実際、ハッシュタグ付き投稿のインタラクションについて調査したところ、ハッシュタグ1-2個の投稿が一番高く、ハッシュタグが増えれば増えるほどインタラクションは低下するという結果に。Facebookにおいては、ハッシュタグを使わないのが一番良さそうです。
ハッシュタグキャンペーンを行う前に知っておきたいこと
ハッシュタグを利用したキャンペーンを行う際、ハッシュタグにどのようなワードを設定すればよいのでしょうか。またどのような点に注意すればよいでしょうか。
■ワード
「記憶に残る」「ユニーク」「キャンペーンに関連する」ワードが大前提。
短くシンプルなものが良いですが、たとえば「#food」のように広義になりすぎないようにしましょう。
■ワードを決める前に
そのワードが他の意味をなしていないかどうか、十分にチェックしましょう。また、以前に使われていないものかどうかも確認する必要があります。
参照
The Payroll blog “Hashing Out the Almighty #Hashtag”
http://blog.surepayroll.com/hashing-out-the-almighty-hashtag/